
CASE STUDIES
導入事例
青木信用金庫様 導入事例
職員一人ひとりの「学びたい」を支える、金庫全体の人財育成基盤づくりへ。

左から:人事部 課次長 根本 様、常勤理事 人事部長 比羅岡様、人事部 課長 渡邊 様
埼玉県川口市を地盤に地域密着型金融を推進する青木信用金庫。
OJTの強化と多彩なOff-JTの充実を両輪で進めながら、若手からシニアまで幅広い職員の成長を後押しするために「e-JINZAI for finance」を導入。
研修動画の視聴に加え、オリジナルコンテンツのアップロード機能をフル活用しており、金庫内ロールプレイング大会の記録動画から理事長訓示・式典の映像まで、金庫独自のコンテンツを1つのプラットフォームに集約することで、組織の一体感とベクトル合わせに役立てています。
今回は、その具体的な取り組みと効果、そして今後の展望についてお話を伺いました。
◆ 導入の背景:人財育成においてどのような課題を感じておられましたか?
(根本様)
当庫は以前よりOJTはもちろんのこと、Off-JTについても充実させたいという思いから、多くの研修を実施してまいりました。研修後には必ず「受講後アンケート」を記入いただくのですが、そこには「融資の基礎的な研修を実施してほしい」「部下育成に関する研修をしてほしい」など、さまざまなニーズが寄せられていました。
また、若手職員の早期育成・早期資格取得にも積極的に取り組んでいた一方で、OJTについては人員の問題や業務範囲の広さから十分な時間が確保できず、うまく機能していない状況がありました。すべての研修ニーズに応えることが現実的に難しい中、どう個々の学びを支えるかが大きな課題でした。
◆ 選定のポイント:他社比較において、「e-JINZAI for finance」を選んだ決め手は何でしたか?
(渡邊様)
導入当時、他社様からもeラーニングに関するご提案をいただいておりました。その中で「e-JINZAI for finance」を選んだ最大の理由は、コンテンツ数が多く、営業店業務のみならず本部向け業務においても内容が充実している点でした。業務スキルの習得、資格取得のサポート、PCなどのビジネススキルまで幅広くカバーされており、さらに各種の特化コンテンツによってお客様への情報提供にも活用できると感じました。
加えて、お客様向けの知識にとどまらず、職員自身のライフイベントやプライベートにも役立つコンテンツが充実している点も魅力でした。「職員が希望するすべての研修を実施することはできないが、e-JINZAIであれば自分のよいタイミングで希望するコンテンツを視聴でき、研修受講と同等の効果が期待できる」と考えました。また、金庫独自のコンテンツを発信できる点も、導入の大きな決め手となりました。
◆ 社内提案:上層部や行内で特に評価されたポイントは何でしたか?
(比羅岡様)
導入時・ランニングコストともに価格面で導入しやすかったことが挙げられます。また、導入前に本部の研修担当部署にIDを割り振り、実際に触れながら導入後の活用イメージを持てる機会をいただけたことも、意思決定を後押しする大きなきっかけとなりました。「e-JINZAI for finance」の導入を通じて、金庫全体として人財育成の重要性・必要性を改めて再認識できたように感じています。
◆ 運用の工夫:職員が自主的に学習を進めるための仕掛けや取り組みをお聞かせください。
(比羅岡様)
若手職員向けの階層別研修では、研修中にコンテンツを実際視聴しています。そのようにすることで、「e-JINZAI for finance」を身近に感じてもらったり、おススメコンテンツの紹介などをしています。また、「人事部通信」の中で「e-JINZAI for finance」の活用方法やコンテンツの紹介をしています。
(根本様)
e-JINZAIはあくまで自己啓発の一環として位置づけているため、強制的な視聴は難しいですが、職員自身が設定した業績考課の目標を達成するためのツールとしても活用できると考えています。管理者自身がe-JINZAIを積極的に使っている部店ほど視聴率が高い傾向があり、上司の姿勢が与える影響の大きさも実感しています。
◆ 導入後の成果:スキル向上や意識の変化など、具体的な成果についてお聞かせください。
(渡邊様)
先般、係員から代理職までを対象に独自のスキル調査を実施しました。結果をフィードバックし、自分が弱いと感じているスキルや強化したい項目については、e-JINZAIを活用してスキルアップに努めてほしいと考えています。視聴コンテンツは業務知識にとどまらず、部下育成・タイムマネジメント・PCスキルなど多岐にわたっており、それぞれの職員に合った活用がある程度できていると感じています。
一方で、視聴頻度の高い職員が一部に限られているという課題も認識しており、引き続き取り組んでいきたいと思っています。
(比羅岡様)
当庫では研修動画にとどまらず、e-JINZAIをコミュニケーションツールとしても幅広く活用しています。金庫内ロールプレイング大会では各ブロック(全6ブロック)の優勝者動画に加え、決勝大会の模様も掲載し、多くの職員が視聴してスキルアップに役立てています。
(根本様)
また、昨年度より実施している本部トレーニー・スクールに際しては、オリジナルで各部署の紹介動画(約3分×10本)を制作・掲載しました。営業店の職員は本部の人間と電話でしか話したことがない場合も多く、本部でどのような職員がどのような業務を行っているかわからないのが実情でした。実際の部署の様子をドキュメンタリー仕立てで伝えるこの動画は視聴率が抜群に高く、『営業店と本部の距離が格段に縮まった』と感じています。理事長就任挨拶や新春理事長訓示、創立記念式典の映像も掲載し、金庫が目指す方向を全職員で共有することで、組織のベクトル合わせにも大きく貢献しています。
集合研修では遠方の支店の職員が参加しにくかったり、時間が合わなかったりといったケースもありますが、e-JINZAIであれば自分の都合のよいタイミングで、しかも何度でも繰り返し視聴できます。編集作業は少し大変ですが、一度掲載すれば「必ず活用してください」というイントラネット上での通知一つで全員に届けられるのは大きなメリットです。
◆ 今後のビジョン:健康経営の深化に向けて、今後どのように活用される予定ですか?
(渡邊様)
当庫は「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定を取得しており、2026年度においても認定を継続いたしました。先日も外部講師による「働く世代のための健康セミナー」を録画して掲載したところです。今後もe-JINZAIを活用して健康経営の取り組みをさらに推進し、職員が安心して長く働き続けられる環境づくりを進めていきたいと考えています。
◆ 同様の課題を持つ金融機関へのメッセージ
(根本様)
「e-JINZAI for finance」を導入したことで、金庫全体として人財育成への意識・士気が高まったように感じています。ダイバーシティや多様化が進む中、各職員が自分のタイミングで、自分が興味のあるコンテンツを視聴できる環境は大変有効です。強制ではなく、自ら学びたいと思ったときにすぐ手が届く──そういった仕組みがあることで、組織全体の学習文化の醸成につながると実感しています。同様の課題を抱える金融機関の皆様にも、ぜひ一度ご検討いただければと思います。
ーーー 青木信用金庫 比羅岡様、根本様、渡邊様、取材にご協力くださいまして、誠に有難うございました。
