
CASE STUDIES
導入事例
株式会社グランビスタ ホテル&リゾート様 導入事例
多国籍キャストを統括する多角的経営を、e-JINZAIと講師派遣でサポート

本社 人事部 キャリアサポート課 担当課長 大倉 忠人 様
◆まず、e-JINZAI for service導入の経緯についてお聞かせください。
(大倉様)
始まりは、2024年に貴社の営業担当の方からいただいた一本の電話でした。通常、人事部宛ての営業電話はお断りすることが多いのですが、非常に誠実にご案内いただき、「まずは一度お話を聴いてみよう」という気持ちになったのです。
当時はコロナ禍を経て、企業が再び成長軌道に戻ろうとするタイミングで、自己啓発支援制度を抜本的に見直そうとしていた時期でもありました。「全キャスト(従業員)へ均等に、かつコストを抑えて質の高い学びの機会を提供する」という課題に対して、予算に限りがある中で、手頃な価格で導入できるオンラインサービスを探していたのです。そこへちょうどいただいたのが、「e-JINZAI」のご紹介でした。
導入に際しては、まず本社の人事・総務・経理で3ヶ月間のトライアルを行いました。その際は、コンテンツに対するフィードバックも率直にお伝えさせていただきました。また、その当時はまだなかったLMS(学習管理システム)に関しても、組織として研修システムを導入する以上、誰が何分勉強したかを把握できる機能が不可欠であると、要望としてお伝えしてきました。
こうした当社の懸念や要望に対し、ビズアップ総研さんは親身になってお話を聴いてくださり、継続的に開発・改良を進め、状況を報告し続けてくれました。そして、2024年度の途中からLMSが導入され、管理機能が強化されるという情報は、当社の成長フェーズにも合わせられる継続的な支援体制ともなるため、「e-JINZAI for business」導入の決め手になりました。2025年度からは、リリースされたばかりのサービス業特化型の「e-JINZAI for service」へと切り替え、eラーニングの活用を続けております。
◆ 宿泊業向け研修動画のご活用状況についてお聞かせください。
(中野様)
現場の視点でお話ししますと、動画コンテンツそのものの「とっかかりの良さ」が大きなメリットだと感じています。通勤中や電車での移動中といったスキマ時間に、自分の端末で手軽に利用できるため、学習を始めるハードルが非常に低いですね。また、e-JINZAIのように全社で一律に取り組むものがあると、全員が同じ質の教材で学べますので、社内の「共通言語」として活用できる点も魅力です。従業員同士がともに勉強できる環境ができたことで、学んだ内容を現場の業務へどう落とし込むか、具体的なイメージを共有しやすくなったと感じています。
(朴様)
私にとっては、まず何よりも「使いやすい」という点が大きいです。自由な時間で少しずつでも進められますし、動画の内容についても、業務のレクチャーはもちろん、外国人である私にとっては日本の文化や季節に関する内容が充実していることが、とても助かっています。日常生活に関係する講座もあって多方面で役立っていますので、すごく良いなと感じています。
(野尻様)
支配人の立場としては、動画に加えてPDFの解説資料が充実している点にとても価値を感じています。昨年、私自身がホテル事業からリテーリング(小売)事業に異動となった際、1から10までレベルに応じて網羅されたコンテンツを使って勉強したのですが、資料をしっかり読み込むことでさらに理解が深まりました。これを今後は、各キャストのレベルに合わせた「トレーニングの材料」として、さらに活用していきたいと考えています。

(白良荘グランドホテル 支配人 野尻 栄一 様)
(大倉様)
導入当初は会社からの『能力開発への投資』という意味合いが強かったのですが、現在はその枠を超え、人事評価制度との戦略的な連動を推進しています。具体的には、目標設定の一つである「自主チャレンジ目標」に、e-JINZAI for serviceの活用を人事として推奨するようにいたしました。自分で宣言した講座を期間内に修了することを目標にする、という試みです。これにより、「会社に指示されて見る」のではなく、「自分のキャリアを築くため、自ら戦略的に活用する」という前向きな空気が社内に醸成されていくことを期待しています。
◆ 宿泊業向け以外の研修動画のご活用についてお聞かせください。
(大倉様)
当社は、宿泊だけでなく、水族館、ゴルフ場、ハイウエイレストランの運営から、新規開発部門に至るまで、多角的に事業を展開しております。当社の幅広いポートフォリオは、「e-JINZAI for service」が網羅する「宿泊・外食・小売・不動産」といった多業種の専門知識と合致しており、親和性が高いと感じています。
具体例を挙げますと、営業職から経理職へ異動した海外出身のキャストが、サービス業における計数管理の基礎を学ぶために「e-JINZAI for service」を活用し、即戦力化に繋がったケースがございます。また、開発部門では宅建の取得を推奨していますが、そうした専門資格のサポートまでカバーされている点は非常に心強いですね。「必要なナレッジが、いつでも、どの職種でも手に入る」という環境は、当社の多角経営を支えるインフラとなりうる可能性を秘めていると感じます。
(朴様)
先ほどの話とも重なりますが、外国人従業員の立場からは、仕事の内容はもちろん、日本の祝日や二十四節気といった日常生活に密着した知識まで学べる点が本当に役立っています。日本人の同僚に聞くのは少し恥ずかしいなと感じるような細かい文化の違いも、e-JINZAIなら自分のペースで、繰り返し学ぶことができるからです。ここで得た知識があることで、お客様からの質問にも自信を持って答えられるようになり、大きな達成感に繋がっています。これからもぜひ使い続けていきたいです。
◆ 講師派遣での新任マネージャー研修をご利用いただいた経緯と反応についてお聞かせください。
(大倉様)
新任マネージャー向けの「計数管理基礎」研修をお任せできる講師の方を探していた際、会計や税務の専門的な知見を有し、以前から信頼を寄せていた貴社に真っ先にご相談させていただきました。私たちが講師に求めた条件は、当社の多角的な業態を理解し、経理財務という難しい分野を「平易に、かつ熱意を持って対話しながら教えられる温かい先生」であることでした。そこでご紹介いただいた貴社の講師の方が、まさにこちらの要望にぴったりだったのです。
(中野様)
講師の先生による講義は、一言で言えば「学びに繋がる、本当に楽しい時間」でした。ワーク中も先生が各テーブルを回って「どんな感じ?」と積極的にコミュニケーションを取ってくださったおかげで、会場全体がリラックスして各課題に取り組めていたと感じます。特に印象的だったのは、財務諸表の穴埋めをしてから「この数字の動きなら業種は何だろう?」と推測するワークです。各テーブルで「こうじゃないか、ああじゃないか」と活発な議論が巻き起こり、メンバーの数字に対する苦手意識が、経営への興味へと変わっていく姿がとても印象的でした。

(左から:札幌グランドホテル 宿泊課 ロビーサービス 朴 成梅 様、担当課長 中野 薫仁 様)
(大倉様)
研修に加えて本人の努力もあり、実際に東京商工会議所主催の「ビジネスマネジャー検定試験」に合格する者が出るなど、目に見える成果も現れています。インプロ(即興劇)の経験をお持ちの先生の講義は、数字の習得を超えて、現場の変化を捉え、次へ繋げるマネージャーとしてのマインドセットを学ぶ貴重な機会となりました。デジタルで知識を補完し、実践力を養うリアルな講師派遣には、素晴らしい相乗効果があったと実感しています。
◆ 今回のご利用にあたって全体の印象・感想をお聞かせください。
(大倉様)
私は、この「e-JINZAIシリーズ」は研修業界における「新たなスタンダード」になりうる可能性を秘めていると思います。高品質な教育を誰もが手に届く適正価格で提供し、社内の仕組みとして定着させる。これは、変化の激しいサービス業界の企業にとって、非常に価値のあることですよね。
また、動画の画面構成についても、講師の方が大きく映し出される設計に感銘を受けました。動画を通じて講師のファンになり、「この先生に実際に会って学びたい」と思わせるような、優れた設計だと感じています。
(野尻様)
今後は、接客の基本といった、新入社員から中堅までがいつでも立ち戻るべきコンテンツをさらに活用し、各拠点でキャストへしっかりと伝えていきたいと考えています。
(大倉様)
ビジネスは信頼関係がとても大事なので、ビズアップ総研さんのように、スピード感と誠実さを持って、私たちの声に基づいた改善に努めてくれるパートナーがいればこそ、安心して事業を進めることができると思うんです。
今後、当社のブランドステートメントである「地域の価値で、未来へ変えていく。」を実現していくために、より多くのキャストがこのシステムを活用することで、持続可能な人財育成の土台を築いていきたいですね。これからもさらに多くの仲間へとこの輪を広げながら、貴社と共に成長していければと願っています。
ーーー 株式会社グランビスタ ホテル&リゾートの皆様、取材にご協力くださいまして、誠にありがとうございました。
